アーキコアは、平成25年省エネルギー基準/断熱等性能等級4を基準とした住宅を推奨しております。

下記は弊社新築建物の推奨基準仕様となります。

地盤調査・基礎構造

・地盤調査

建物を長期間にわたって支える地盤。その地耐力を調査することが、安全で耐久性の高い家づくりの第一歩です。
地盤調査を実施し、万一地盤が弱い場合には、地盤改良工事を行い、建物の安全を確保します。

・ベタ基礎

ベタ基礎とは、建物を支える基礎と床下部分のコンクリートが一体化され、基礎全体が耐圧盤となっているものをいいます。
ベタ基礎は耐震性を高め、基礎の一部だけが沈む「不同沈下」の心配もありません。すべての物件でベタ基礎を標準仕様としています。

・土台基礎パッキン/土台気密パッキン　　　（ＪＯＴＯ：気密パッキン）

基礎と土台の間全部に基礎パッキンを挟むことで、高い換気能力を発揮。建物の大敵である床下の湿気のこもりを防ぎます。
また、従来のように基礎コンクリートに換気口を設ける必要が無い為、基礎は高い強度を保つことが出来ます。
玄関・勝手口土間は、床下空間と室内空間が直接つながりやすく、床下から室内に空気やカビ等が侵入する可能性があるため、
気密パッキンを施工し、床下からの気流をシャットアウトします。

構造材仕様

・プレカット構造材

建物の骨格を造り上げる構造材は、コンピューター制御により、精密に機械加工されていますので各部材が バランス良く組み合います。
手仕事による加工よりも、平均で約1.3倍の接合強度を発揮することが実証されています。

・透湿防水遮熱シート　　（デュポン：タイベック・シルバー）

外部下地に、極細繊維構造の透湿防水シートを用い、湿気は外に通し、水を内部に通さない作りとしました。
施工時に雨にさらされたり、万一の外壁からの浸水にも水滴が内部に浸透するのを防ぎます。
さらに、アルミニウムが繊維に入っているため、赤外線反射率約85%（=赤外線放射率約15%）という、高い遮熱性を有しています。
輻射夏は屋外（外装材）からの熱（赤外線）を反射し室内を涼しく、冬は屋外への熱の放射を抑え室内を暖かく保ちます。

・対力面材　　（ノボパンSPTⅡ）

外部下地には、木造軸組工法(在来工法)、枠組壁工法(2×4工法)耐力壁の国土交通大臣認定を取得した、9mm厚パーティクルボードの構造用面材を用います。
ホルムアルデヒド放散量はF☆☆☆☆、廃木材・未利用木材を主原料としたエコ商品です。
パーティクルボードは構造用面材に求められるせん断剛性が、合板に比べ2倍以上となります。
筋交いとの併用により面構造の 強さをプラスした性能で、地震や台風などの巨大な力に対して強い家づくりを実現できます。また機密性、断熱性も合わせてアップします。

・断熱材

断熱材は地域により、平成25年省エネルギー基準（断熱等性能等級4）を満たす基準が異なります。
例えば、安曇野市は、『省エネルギー基準の地域区分・3地域』に属しますが、
その場合、壁はグラスウール高性能16Ｋ100㎜・床は押出法発砲ポリスチレンフォーム65㎜・天井はセルロースファイバー25Ｋ/160㎜を施工します。その他気密性を上げるために、2階天井には気密シートを用いています。

断熱材には種類も豊富で、施工の仕方によっては十分な効果を発揮できないケースがありますが、
弊社は断熱材の施工講習会（クリックで講習会ページへ▽）を受けており、寒冷地における断熱の施工方法から、その仕組みまで、知識と技術を常に新しく取り入れています。

構造用金物仕様

・アンカーボルト

アンカーボルトは、基礎と土台をしっかりとつなぐ重要な金物です。
大きな地震や台風時の強風などによって建物が基礎からはずれたり、持ち上げられないように建物と基礎を緊結します。

・ホールダウン金物

ホールダウン金物は基礎と土台、柱と梁を一体化するための構造用接合金物です。
地震などで発生する柱１本あたり数トンといわれる引抜き力に耐えられるよう、強度のあるホールダウン金物を採用しています。

・接合金物

構造耐力上主要な部分である継手や仕口を緊結するために、ホールダウン金物以外にも
住宅金融公庫基準適合の金物を構造上主要な部位に使用しています。
弊社では、耐震性を高めるために構造のすみずみに様々な工夫を施しています。

設備

・玄関ドア　　（YKKap ヴェナートスマートドア）

サッシュ・断熱材等からだけでなく、忘れがちな玄関からの保温、遮熱効果を高めます。

信州で暮らすためには必須項目です。

また、鍵の施錠が電子錠となり、防犯性も優れたものとなります。

・カラーモニタードアホン　　（パナソニック テレビドアホン）

カラーモニターで玄関先の来客を見て確認しながら応対できます。
また両手がふさがっていても、受話器なしでらくらく通話できます。

・玄関収納

床から天井までフルにいかしたトールユニットと、花など飾れるローユニットを組み合わせた
玄関収納システムです。またお出掛け前に身だしなみがチェックできるミラーを設置しています。

・安全に配慮したバリアフリー仕様

高齢者の方にも安心な段差の少ないバリアフリー仕様。
和室を含む各部屋の段差及び浴室、トイレの出入り口の段差を少なくし車椅子の移動もスムーズに行えます。
また階段・玄関・浴室・トイレに手スリを設置しています。

・システムバス　　（トクラスシステムバス）

人工大理石が特徴の、トクラス製ユニットバスを標準仕様としています。ご予算に応じて各グレード・タイプからお選びいただけます。
浴室・浴槽をまるごと断熱することで、お湯の温度や浴室全体のあたたかさが続きます。
帰宅が遅くなっても追焚きなしですぐにお風呂に入れるなど、省エネ＆節約にもつながります。
また、入浴中に音楽が効ける音のシャワーで、リラックスするもよし、お子様と歌いながら入るもよし。
日々のおそうじもしやすく、綿密に考慮されたワンランク上の、システムバスです。

・システムキッチン　　（トクラスシステムキッチン）

奥様が一番気に掛けるキッチンは、お掃除・使いやすさ・耐久性を考慮しトクラス製を標準仕様としています。
ご予算に応じて各グレード・タイプからお選びいただけます。

人工大理石を標準で用い、カウンターとシンクのつなぎ目や排水口、カウンター奥の立ち上がり部分など、
汚れの入り込むすき間や段差がありません。
また、缶詰を落としたり、フライパンを熱したままシンクに置いてしまうことを想定し、
３５０℃に空焼きしたフライパンを１０分間放置しても、割れたり変色しにくい特性を備えています。
さらに、重さ１９８ｇの鋼球を１ｍの高さから落としても割れない、他社製品に比べ、厚い人工大理石を標準で用いています。
ＩＨクッキングヒーターとガスコンロ、どちらかをお選びいただけます。

・洗面化粧台　　（トクラス洗面化粧台）

トクラスの洗面化粧台シリーズより、ご予算に応じて各グレード・タイプからお選びいただけます。

トクラスの特徴は、人造大理石の加工技術で、他社よりも厚みのある、滑らかなものとなっています。

人造大理石のボウルは、バックガードまでなめらかな曲線でつながる継ぎ目のない一体成形で、
カビやヌメリの原因となる汚れがたまりにくく、毎日のお手入れが簡単です。
壁側が立ち上がったハイバックガードで水はねもサッと一拭きできれいに掃除可能。収納力が豊富で使いやすいシャンプードレッサーを標準装備.。
壁出し水栓により、水栓根元の水汚れもたまりにくく、衛生的でお掃除もラクラクです。５面鏡の裏は全て収納になっています。

・トイレ　　（TOTOトイレ）

トイレには機能豊富なウォシュレット、保温便座を標準装備。
タオルやペーパー、洗剤などが収納できる収納キャビネットを壁に埋め込み、キレイに整理できます。

・未利用空間活用設備

床下や屋根裏または壁面等、未利用空間を有効に活用できる設備を、御提案・御相談で、別途費用にて設置致します。
床下収納、階段下収納、壁面収納など、構造・耐久性等のアドバイスも含め、お客様の生活スタイルに合わせてカタチにいたします。

・ペアガラス（全居室）　　（YKKap APW310）

すべてのサッシュにLow-Eペアガラスを装備し、断熱効果と遮音性を高め、結露の発生を防ぐとともにも光熱費のコストを大幅に抑えることができます。

・網戸/カーテンレール/照明器具　　（オーデリック照明器具）

開口サッシュに網戸が付いています。居室の窓にカーテンレールを標準装備しています。また、照明器具も御施主様のご支給でない限り、御一緒に選んでいただき、ご予算に応じて選んでいただきます。

アフターサービス

・保証事項

万一、お住まいに問題等が発生した場合、担当者がその現象を確認させていただいた後、所定の方法により補修等を行います。
点検の結果、保証を負うべき不具合が見つかった場合には、当弊社の負担ですみやかに補修等を行います。
お引渡し後もお客さまのお住まいの”ホームドクター”として密にサポートいたします。

・保障期間

建物お引き渡し日から、『構造耐力上主要な部分、または雨水の浸入を防止する部分については長期保証１０年間』、
『仕上の剥離、建具の変形等には短期保障１年間』を保証期間としています。
また、お客さまがお住まいを保証期間内に第三者に譲渡された場合でも、残存期間に対してはサービス基準が適応されますので、
持ち主の変更事項等を弊社までご連絡ください。
付帯設備については各メーカーの保証基準に準じます。

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